行政書士

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一般によく知られている業務

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代書人制度に由来する士業

「ああ、行政書士って、代書屋さんのことでしょう。」

現役の行政書士の皆さん、そして行政書士を目指している皆さん、この表現に落胆する必要はありません。まさに、行政書士はプロの「代書屋」であり、これは誇りを持てる仕事です。

本来、すべての士業はいわゆる古くは「代書人制度」から派生した、「代書屋」、「代理人」であり、行政書士はその中でも生活に密着した法律のスペシャリストです。行政書士を表現するのに「あなたの街の法律家」という表現もよく用いられています。

よく知られている仕事とそれ以外の可能性

行政書士の仕事というとどのような業務を思い浮かべるでしょうか?建設業許可申請、自動車登録業務、会社設立、土木事業各申請、相続、遺産分割協議書作成、内容証明作成などを一般の行政書士の看板は業としてうたっています。

わたしも当初事務所を開業したときは、何を専門にすればよいかわからずに、行政書士会の推奨する看板屋さんの書くままに、看板にその業種内容を記載しました。そこには、「建設・土木業許可等一般申請」などが記載されていたと思います。

行政書士会の発行しているパンフレットなどもそれらの業を羅列しています。しかし、このような看板を見た方が「ああ、なるほどそういう仕事なのか。」とピンとくるでしょうか。そのように感じる人はおそらく限られてくるはずです。

わたし自身も実際に事務所を開設する頃は、正直なところ資格を取ったとはいえ、実際になにをどうすればよいのか全くわかりませんでした。

実際のところ、これらのよく知られている行政書士業務は、何年も何十年にもわたって行政書士の主要な仕事となってきたものです。ですから、はじめの取り掛かりとしてこれらの業務をまず行っていく行政書士の方が多いのは事実であり、いまのところ需要が途切れる見込みもありません。

しかし、これらの主要な業務はすでに先輩方か十分に畑を掘り起こし、定期的に収穫を得ている分野です。ですから、これらの行政書士の主要な業務を専門分野とすることをお考えであれば、まずは他の行政書士事務所でしばらく修行して基盤を作ることをお勧めします。きっと、それらが競争率の激しい分野であり、報酬額も驚くほどダンピングされていることに気づかれることでしょう。

しかし、行政書士の仕事はいまや10000種類もあると言われているのです。あえて、競争率の激しく、報酬額もすでに最低ラインが確定している業務を選ぶよりも、いま本当に需要の大きい分野に目を留めてみてはいかがでしょうか。では、次のページでは、行政書士の行うことのできるさらに他の業務を考えてみましょう。

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