法律を一から学ぶ人にとって、法律用語は、なじみの薄い独特の表記、言い回しなどがあり、戸惑うことの多い学問です。日常生活には無縁である言葉で綴られる質問の文章、初めて目にする言葉ばかりのはずです。

ところが、行政書士試験の合格者が、すべて法律の知識を持っていた人ばかりではないという事実が物語っているように、習熟することで、法律は理解することが出来、また、十分身につけることの出来る学問であることが、お分かりいただけるはずです。

法律用語の持つ意味、条文を構成している言葉が指し示している意味、身近な例で挙げれば、「以上」「以下」「未満」「超」の相違などですが、その用語が何をさして、何を言わんとしているのか、しっかり把握し、法律用語に対する違和感を克服し、過去問などでポイントをおさえた学習をすれば、法律の壁は、想像しているほど高く聳えているものではないと実感されるのではないでしょうか。