実に広い範囲から出題される法令と一般知識合計60問に対して、迅速にかつ正確な答えを導き出すためには、多くの法律知識が必要とされます。また、日々発信されている政治、経済、産業等すべての情報に対しても敏感でいなくてはならず、教材での学習と並行して新聞などからの生きた情報の収集も非常に重要となっています。

通信教材だけで合格を勝ち取るつもりであれば、その教材でしっかり法律の基礎力を養い、次には理解力を高め、さらに発展させ応用できる能力を身につけるための学習が必要となってきます。

通信教材の中には自然にステップアップできる、様々な工夫が盛り込まれているものが多くなってきていますが、教材の選択には慎重さが求められます。また教材の学習には多くの時間を要しますが、通信教材はあくまで学習の基本として位置づけ、時間の許す限り教材以外の問題にも挑戦し、より多くの知識を取り込んでいく努力など、試験に向けてより積極的な学習を継続する事が出来れば、試験に合格するのはそれほど難しくないと言えそうです。