独学で合格を目指す場合、六法書、判例集、参考書、過去問集などが必要になります。

法学系の大学生或いは卒業、他の国家試験を受験した経験がある或いは合格した、また法律の初心者であったりと学習する人のレベルは実に様々で参考書の選択にも大きく影響してきます。

初心者ですとまず法律と馴染むことが学習以前の課題でしょう。耳慣れない法律用語を駆使して解説された参考書を見ればそこで怯んでしまいます。最初の印象は後々の学習にも大きな影響を及ぼしますので、法律はあなたが思っているほど難解ではないのですよという視点で編集され、初歩から丁寧にわかりやすく解説されている参考書が必要となります。

反対に法学系の人や資格試験の受験経験者の場合は、基礎知識があるため最初の一歩から解説された参考書にはうんざりするでしょう。行政書士試験に必要不可欠な知識を、現在持っている法律知識に加えるという目的にかなった、無駄のない編集で内容の濃い参考書を選ぶようにしたいものです。