仕事や家事をしながら試験の為の学習を続け、合格した人は数え切れないほどいます。逆に言えば行政書士試験のための学習だけをしている人のほうがはるかに少ないのではないでしょうか。

予備校や専門学校における講義時間も、仕事を終えて通学する人が十分間に合うように設定されている事、通信教育の種類がこれほど多くなっている事、また、合格のための参考書類の出版数の多さを見てもお分かりいただけるように、いつでも誰でも学習することが出来るようになってきています。

ただ、会社勤務の場合は、勤務形態や勤務時間、或いは職種、また残業の多寡や出張の有無などによって、学習に充てることのできる時間には違いが出来ますし、選択できる学習手段も自ずから制限があります。無理のある手段を選んで、結局受験を断念する羽目にもなりかねませんので何よりも大事なことは、自身の仕事や生活スタイルを十分考慮に入れ、継続できる可能性が一番高く、無駄のない学習手段を選ぶことです。

学習の密度を上げ時間の使い方を工夫すれば合格は手の届くところにあるでしょう。