行政書士(ぎょうせいしょし)は国家試験合格などにより得ることのできる国家資格です。
行政書士の業務内容は、官公庁へ提出する許認可書類の作成などを含む数多くの業種があり、現在では10,000種類以上の職種があると言われています。
行政書士としての資格を有することと行政書士事務所を経営することは異なります。行政書士事務所を開設するためには、行政書士会への登録と行政書士会への会費の納入が必要になります。
現在は、行政書士法人も認められていますが、行政書士として業をなし報酬を得るためにはいずれにしても行政書士としての登録と会費の支払いが必要です。
本来、代書人として知られていた制度から、弁護士、会計士、税理士などが派生していきましたが、それら専門分野以外の法務を担当するのが行政書士となっています。
社会保険労務士や税理士、司法書士などの業務に隣接した仕事が多いため、それぞれの士業法を侵すことがないように注意をする必要があります。ちなみに行政書士ではないものが、業として行政書士業務を行い報酬を得た場合には、行政書士法違反となり1年以下の懲役か50万円以下の罰金が処されることがあります。
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