公認会計士（こうにんかいけいし）は、いわば会計の専門家です。

大企業であれば企業の監査などで不可欠の提携先であり、単なる会計に関するアドバイスを越えた経営コンサルティングのスペシャリストとしての業務が期待されています。

その資格取得は難関であるため、弁護士、医師とくらべて３大国家資格として述べられることもしばしばです。

しかし、実際にはほかの資格と比べて認知度があまり高くはないことは事実でしょう。

しかし、最近の株や外国為替に関する取引が一般市民にも浸透してきたことから企業や経済の仕組みへの関心も高まり、ここにきてようやく公認会計士の認知度も上がりつつあるのかもしれません。

公認会計士になった場合は、行政書士や税理士などの業務は各会に登録することにより無試験で開業することができます。

公認会計士のための国家試験は平成１８年度より受験資格の制限がなくなりました。

ですから、４年制大学卒業などが要求されなくなったわけです。

また有効期間が２年間ある科目別の合格制度も規制緩和のうれしい所産ですね。