税理士(ぜいりし)は、税務代理、税務書類の作成、税務相談などを業とする国家資格です。
行政書士の業務と重なる部分もありますが、行政書士は税理士の専門業務を決して侵すことがないように注意する必要があるでしょう。
どうしても税理士業務に関係しそうな場合は、努力して税理士の資格をとることをお勧めします。
最近は税理士の受験資格も規制が緩和されたので、行政書士を3年以上行っていれば受験資格を得ることができます。
合格率は10%程度となっていますが、それがこの試験がそれほど難解ではないという意味ではありません。
というのも、基本的には税理士の受験資格としては、法律学や経済学などの大学や短大を受験した人などある程度専門的な知識をすでに得た人のみが受験するものですので、その中でも10人のうち9人は不合格になるということは確かに難関の一つであると言えるわけです。
その分、税理士は個人開業を行うには適した資格の一つと言えますし、行政書士と税理士の兼業も業務の幅を広げるものとなるでしょう。
ちなみに税理士の資格を取得した場合には、行政書士会への登録することにより行政書士として名乗り業務を行うことができます。
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