米国公認会計士（べいこくこうにんかいけいし）はアメリカ合衆国の各州で認定される公認会計士としての資格のことです。

アメリカ合衆国内においても州をまたいで主張することのできない限定的な資格となっています。

USCPAと略して言われることもあります。

受験資格には指定された科目の受講が大学などで必要です。

また２００４年から一斉同時受験ではなく、その都度個別に行われるようになりました。

当然ながら日本の公認会計士とは異なりますので、日本でそれを公認会計士として利用できるわけではありません。

また、平均１０００時間の勉強で合格可能範囲になると言われており、日本人の合格率はおよそ３０％ほどというデータもあります。

ですから、難易度も日本の公認会計士とは異なると言えるでしょう。

ただし、外資系企業で働きたい場合などには十分訴えることのできる資格であることは確かですし、グローバルな形での経営コンサルタントとしても力となる資格になることは間違いないでしょう。