弁理士(べんりし)は特許などに関するさまざまな業務を一手に担うことのできる特許関連のスペシャリストです。
弁理士に関しては各国にて、類似の資格がありますが、それぞれ対応できる範囲が異なるようです。
最近はグローバル化が進み、弁理士にも各国の特許出願にも対応できるような高い基準が求められるようになっているようです。
ちなみに日本の弁護士は、行政書士業務や社会保険労務士業務を含め、弁理士業務も全て行うことができるようになっています。
弁理士会にも規制緩和の益が反映されており、平成14年の弁理士法改正により一部の産業財産権などに関する訴訟代理権も限定的に認められるようになりました。
受験資格が特にないところが特徴ですが、試験内容は論文式や口述試験も含む難関の一つとなっています。
合格率は最終的には7%に満たないほどですが、最後の口述試験の合格率は90%以上となっており、最初の論文式などの試験への重点の置き方が合格の秘訣と言えるでしょう。
行政書士は著作権に関する業務は行いますが、特許関連の仕事は行えませんので、弁理士業務を侵すことがないよう注意が必要です。
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