電子定款(でんしていかん)とは、会社の定款をワープロソフトで作成し、一定の電子署名をしたものを法務省オンライン申請システムを通じて公証人への嘱託を行うことです。
平成19年3月まではPDFファイルとしてフロッピーなどの電子媒体で公証人役場に提出し認証をしてもらいましたが、現在、フロッピーディスクの形式では提出できなくなりました。
また、住民基本台帳の情報に基づいて発行される公的個人認証サービスの電子証明書を使って電子公証制度を利用することができるようにもなりました。
今までは、紙で作成し公証人役場で認証してもらう必要があり、定款認証印紙代4万円が必要でしたが、電子媒体は文書の扱いではなくなるため印紙税法で非課税となり、印紙代の負担がなくなります。
電子定款を個人で作成する場合、法務省認証局自己署名証明書というものを取得したり、ユーザ登録をいくつか行ったりといくつかの事前準備が必要になってきます。
そこで、電子定款作成の環境を整えた行政書士に依頼することで時間と経費を節約することができます。
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