確認申請(かくにんしんせい)とは、建築する前に敷地、構造、設備、用途などについて建築基準法に適合しているかどうかを市町村の建築主事へ申請して確認を受けることをいいます。
建物の安全、衛生や、都市計画区域内では、土地利用、道路、隣地との関係などが確認されます。
通常は都市計画区域内が対象ですが、町村によっては都市計画区域外でも申請を求めるケースがあるので注意が必要です。
申請書が提出されると、市区町村の建築課、都市計画課などで審査し、適格であれば確認通知として副本が申請者に戻されます。
これで初めて工事に着手できますが、確認申請を怠った場合は10万円以下の罰金、さらに建築基準法に違反したり、市区町村から工事の中止命令を受けても中止しなかった場合は1年以下の懲役または20万円以下の罰金となります。
申請書類としては建築確認申請書、建築計画概要書および設計図、筋交い計算、浄化槽設置届出書など多くの書類添付が求められ、第三者機関のチェックも必要です。
建築確認申請書の提出は、建築主の名において行いますが、普通は設計者が代行しています。
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