登記簿謄本(とうきぼとうほん)とは、登記所に備え付けられている土地、建物についてその権利関係を法的にはっきりさせるために作られた公の帳簿をコピーしたものです。
登記簿謄本には、不動産の登記簿謄本と法人の登記簿謄本があります。
不動産登記簿には土地登記簿と建物登記簿の2種類があります。
最近では登記簿のコンピュータ化が進んでいるため、実際に交付される登記簿謄本はコンピュータに保存されている情報を紙に印刷したものになります。
登記簿は物件ごとに、3つの記載部分に分かれています。
表題部と呼ばれる部分には、土地物件なら、地番、地目、地積などが、建物の場合は、家屋番号、床面積、構造などが記載されています。
また、甲区には、所有権の経歴、乙区には抵当権などの物権に関する記載がされています。
登記簿謄本は法務局で取得することができます。
取得方法は、法務局においてある登記事項証明書申請書に必要事項を記入し、手数料の登記印紙を申請書に貼り付けます。
手数料は1通1000円です。
登記簿謄本は本人や関係者でなくても、誰でも取得できます。
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