学生や社会人、主婦或いは他の資格取得者などさまざまな人が受験し合格を勝ち取っています。その人たちが全員登録しているかといえば決してそうではなく、より高位資格のステップアップにする人、学生なら卒業後就職し開業資金をためてからという人、全く違う分野に進む人、有資格のまま一般の企業で定年まで勤める人、ただ挑戦してみたかっただけという人など登録をしない人の方が圧倒的に多いのが事実です。

確かに登録すれば報酬を得て行政書士としての業務をすることは出来ます、しかし大学に通いながら企業に勤務しながら行政書士としての業務をこなすことは非常に困難です。試験に合格しても登録には期限が設けられていませんし義務でもありません、そのため生活設計を立てる上で必要となったタイミングで登録申請をする人が圧倒的に多くなっています。これは毎年3～4千人が合格している一方で日本行政書士会連合会の行政書士名簿への登録者は合格者の半分にも届いていないという数字を見ても明らかです。